自分で人探しする方法!自分で探すのと探偵に人探しを依頼するメリット
自力で人探しをする方法
「人を探す」ということは、時間と労力が必要になります。
それを素人であるあなたが、しかも1人でやるとなると相当な仕事になります。
現実的に個人での人探しは可能なのでしょうか?
「人探し」には様々な理由があります。
昔の同級生や恩人、初恋の人など相手の所在は分からなくても、普通に暮らしているのであれば個人でも探し出すのは難しくありません。
共通の知り合いや昔の同級生など、ひとりでも連絡がつく人がいれば、
目標とする人へ辿り着くのは難しくありません。
しかも相手は普通に生活しています。あなたが見つけたとしても逃げるわけではありませんので大きな問題はないでしょう。
問題は人探しの理由が借金の債務者、家出をした親族、慰謝料を支払わなくなった元配偶者などとなると話は変わります。
まずはてがかりが少ないこと、そして相手があなたから隠れたい、
逃げたいと思っていることが探すことを困難にします。
それでも探したいという方のために一応探し方を考えてみましょう。
頼れるものがないと困難に
自力で人を探そうと思えば、
まず思いつくのが「警察への依頼」です。
特に失踪や行方不明といったケースではまず警察に届け出ることを考える方が
多いかと思います。
しかし、警察が行方不明者の捜索できちんと動くのは、
「特異行方不明者」のケースに限られており、通常の行方不明者に関して積極的に動くことはありません。
「特異行方不明者」とは、
誘拐などの犯罪に巻き込まれた可能性がある場合や、
高齢者や障害者で、自救能力に問題があるケースなど、
特別な理由がある行方不明者のこと。
ただの家出では警察は動いてくれません。
警察が頼りにならないとなると、頼れるのは自分だけということになります。
自力で、自分から逃げている人を探し出せるかというと、これは非常に困難になるとしか言えません。
そんな方の心強い味方が探偵ということになります。
探偵に人探しを依頼するメリット
人探しには様々な理由があると前に書きましたが、
この様々なケースによって探し方も多岐にわたります。
例えばネット上の情報を追跡した方が早い場合や、足を使った聞き込み調査が
有効なケース。
さらに以前の職場関係者から聞くべきなのか、友人関係から当たるべきかなど、
人探しの状況により最善・最短の方法を見出す必要があります。
どのルートを辿るのが最善か。
探偵社の調査員は、人探しの経験が多いため、この最善・最短のルートを見つけ出す能力に長けています。
これだけでも
人探しの素人である個人が探すのとは大きな差が出てきます。
さらに必要があれば聞き込み調査や尾行、住所の確定や生活の様子など、
依頼者が必要とする項目すべてにおいてプロの仕事を果たしてくれるでしょう。
探偵社に依頼する以上、確かに料金はかかりますが、
それ以上に確実な成果を素早く上げてくれるのが探偵社です。
探偵社とて完璧ではありません
ここまで探偵社を褒めておいて、こんなことを書くのも気が引けますが、
それでも覚えておいていただきたいのが「探偵社でも探せない案件はある」ということです。
むしろ「絶対に見つけます」などと広告を打っている探偵社があったら、
それは怪しい探偵社と考えていいでしょう。
例えばネット上で知り合い、軽い気持ちでお金を貸した相手に逃げられた。
そんなケースを考えてみましょう。
あなたが相手の本名、住居地などをネット上で聞いていたとしても、
それが本当の情報かは不明です。
ネット上では相手の顔が見えませんから、それこそ性別すら不明です。
「相手がそう言っていたから」という程度の情報では、さすがに相手を特定することは困難になります。
また、初恋の人を探してほしいという依頼があったとしましょう。
その初恋の相手の情報がどれだけあるかによって成功率は大幅に変わってきます。
初恋の相手が幼稚園の時の友達で「ともちゃん」だったとしましょう。
これだけの情報ではさすがに探偵もお手上げです。
最低でも相手のフルネームや当時住んでいた住所、家族構成など調査のとっかかりになる情報は必要です。
つまり、探偵社は人探しのプロであり、その調査能力は非常に高いものがありますが、犯罪行為は当然できませんし、警察のような権力を使った調査もできません。
探偵社に依頼する以上、できるだけ正確な情報を数多く集めて依頼する必要があります。あまりに情報が少ない案件の場合、そもそも受け付けて貰えない可能性が高いと覚えておきましょう。
探偵社に人探しを依頼する場合の注意事項
では実際に探偵社に調査依頼をする場合に必要なことを考えてみましょう。
まずは正確な情報です。
相手の本名、不明になる前の住所、電話番号、交友関係、勤務先など。
調査の手がかりになる
正確な情報はおおければ多いほど成功の確率は上がり、
調査にかかる時間も短縮することができます。
また、
近年ですと相手のSNSなどが分かればそれも提供しましょう。
調査している間にSNSに何かしらの痕跡が残っている可能性も少なくありません。
ここまで書くと個人情報保護の観点から不安になる方もいるかもしれませんが、
探偵社には守秘義務があります。
このあたりにことは契約書に細かく記載しているはずなので
契約前に必ず確認してください。 もうひとつコツがあるとすれば、調査が全国区になる場合は、できるだけ大手の探偵社に依頼しましょう。
理由は簡単で、大手探偵事務所の場合、全国に支店を持つ会社も少なくありません。
こういった大手の場合、全国の支店にいる調査員を動員できる利点があります。
東京の探偵社に依頼し、
その東京の事務所から大阪に調査に向かうとなると、経費も時間もかかります。
しかし、大阪に支店があれば、電話とメールで情報を共有し、大阪の調査員が調べることができます。
これは経費、時間ともに大幅な短縮になります。
持ちうる正確な情報を提示したら、
次は「成功の定義」を確認してください。
探偵社が人探しの依頼を受ける場合、「成功報酬型」の料金プランで受けることが
ほとんどです。このプランは事前に着手金を支払い、調査が成功したら成功報酬を支払うというものです。
そこで、「何が分かれば成功か?」ということを事前に探偵社との間で
共有する必要があります。
仮に、探している相手の居所が分かれば成功という契約を交わしたとしましょう。
探偵社が調査の結果、その時の居所を突き止めたとします。
当然成功ということになりますが、その探している相手が色々なところを泊まり歩いていたらどうでしょう?
いざあなたが調査結果の場所にとずれた時、探していた相手がいない可能性があります。さらにあなたに知られた居所には二度と近づかない可能性もあります。
こうなると依頼者としては成功とは思えないということになります。
ここで探偵社と意見が別れトラブルの原因になりかねません。
あらかじめ契約の時に、
細かく成功条件を定めておけば、こういったトラブルも避けられますので、ぜひ細かいところまで詰めるようにしましょう。
焦る気持ちを抑えて冷静に
人探しの案件には時間的に制限がない、つまり急いでいない案件もあれば、できるだけ早く知りたいという案件もあります。
特に緊急を要する調査を依頼する場合、時間をかけたくないと、急いで契約をしたくなりますが、そんな時こそ一度落ち着いてから契約するようにしてください。
探偵との契約は、多額の料金がかかった契約になります。
焦って良い契約は結べません。必ず一度落ち着いて、冷静になって契約しましょう。
前に触れた通り、探偵は人探しに関してもプロです。
きっちり情報を集めて提供すれば、高確率で結果を残してくれます。
しかも想像以上に迅速に。
そんな探偵の能力を信じ、冷静に、そして間違いのない契約を結ぶように心がけてください。
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